【宝永四ツ宝丁銀】古銭・大判・小判・切手の買取作家・取扱い一覧

正徳元年(1711年)に造られた丁銀で、四ツ宝丁銀とも呼ばれています。

この丁銀を発行した頃、元号が正徳に改元された後でしたが、宝永期の一連流れに沿っているので宝永丁銀として分類され、宝永四ツ宝豆板銀と合わせて四ツ宝銀と呼ばれています。

その名の通り、四つの「宝」の文字が刻印されていますが、銀品位が極端に低下していたため「常是」の極印はどこにもなく、常是役所が極印打ちを拒否したものと言われ、宝永期最後の丁銀となりました。