根付の時代区分【2016年買取・新着情報】

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根付の時代区分

2016.6.27

根付の時代区分


根付の名の由来


20世紀における欧米の美術工芸愛好家達に注目され、コレクター達熱い関心を集めてきた根付(netsuke)。現代の日本人は根付と聞いてもピンとこない人も多く、むしろ欧米人の方が根付への関心が高いともいえます。


外国人O`Brien著によるNetsuke a guide for collectorsには、根付の定義を、Netsuke is a combination of two Japanese words:"ne" meaning root, and "tsuke" to fasten.(根付という名称は、2つの日本語からなる。"根"は基を意味し、”付”は結びつけること意味している。)と記しています。


根付は、煙草入れや印籠などを帯に吊るす時につけた滑り止めのための”留め具”で、武士や町人達の日用品であると同時に、江戸時代のを象徴する男の装飾品でした。

江戸時代では、武士は印籠、町人は煙草入れを角帯に吊るして粋を競いあっていましたが、印籠や煙草入れが角帯から滑り落ちないようにするために、小さなひっかかりである「根付」を結び付けておくことが必要でした。


根付はその役割から、掌に包み込める程度の小さくて丸い形で、硬くて軽い材質、滑らかな仕上がり、紐を通すための孔があけられていることが必要要件ですが、そこには根付の持ち主が自慢できるような奇抜な意匠と、見事な彫刻細工が全面に施されていました。


根付に初めて接した欧米人達は、根付という繊細巧緻な細工工芸品に驚嘆し、根付蒐集が盛んに行うようになりました。

欧米人達の根付コレクションは、美術館に寄贈されたり、図録にして出版されるなどして、大切に保存されてきており、資料としての時代ものの根付は、日本よりも海外のほうが量も豊富にみることができます。


根付の時代区分


根付研究家によると、根付は製作された時代によって古代根付近代根付現代根付に大別されます。


古代根付は根付が実用の役目をもってつくられるようになった初期から江戸時代末期までのものを指し、長期に渡るので、さらに前期(実用が始まってから装飾性が求められるようになるまでの約1700年までの期間)、中期(実用と装飾の役目を備えて流行した1700~1800年までの期間)、後期(実用の役割が減少しなくなった江戸時代末期に至るまでの1800~1867年までの期間)の3つに分けられています。

江戸時代末期に、実用的な意味を持つ根付が衰退していった理由としては、煙管入れの格納筒を帯に差し込んで、根付の代わりをするようになったことがあげられると推測されています。


明治時代の初期から昭和の終戦までにつくられた根付は、近代根付として区分されています。明治時代には西洋文化の流入により、日本人の服装も和服から、ポケットのある洋服へとシフトしていきました。

また、刻み煙草からシガレットに変化し、煙草入れの携帯の必要がなくなったことにより、根付の実用的役目はほとんどなくなりました。


しかし、当時の欧米との交流により、欧米人のコレクターが根付を求め、そういった意味での需要が増えたため、根付が大量に生産され、輸出されました。

大量生産され、輸出された根付は工芸品としての質の低下を招きましたが、その一方で古くからの根付の彫りの技法を守り、意匠に工夫を凝らした優れた根付の製作に励んでいた根付師が存在していたことも忘れてはなりません。その後、戦争時代に入ると、根付の製造も残念なことに止まってしまいます。


戦後の昭和時代(1945年~)の根付は現代根付と呼ばれます。戦争を経て、根付の製作が自由になると、熟練根付師を中心に若手の彫刻師たちが、米国からの根付の需要に応じて、根付製作を再開しました。 実用の役目を完全に失った現代根付には、根付彫りの繊細な工芸細工として、根付愛好家の好みを満たす高い技術と品質が求められています。

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