印材~印石三宝【2016年買取・新着情報】

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印材~印石三宝

2016.2.2

書道や日本画などの作品に落款(サイン)として押される印章を作成する篆刻は、中国を起源としており、古来、書と彫刻が結合した工芸美術として文人の余技として親しまれてきました。

篆刻などの印材としては、金属、竹、牙骨などが用いられますが、中でも中国や日本で、主に使われてきた印材は「石」です。中国では、明朝から清朝にかけて文人らがロマンを求め、石を集めて、その形をたのしみ、色や斑文を賞でてきました。


印石三宝


石の印材の中でも「印石三宝」として、石の印材の頂点に立つものとして珍重されてきたのが次の3つです。


田黄(でんおう)

明朝時代に福建省寿山郷で数珠ようの小石集めをしていた僧によって見出された印材です。

田黄は拾い尽くされてしまい、貴重な印材となっており、印材の王様と呼ばれています。

田黄はとろっと、なめらかな光沢を放つう潤い豊かな石で、温、潤、細、結、凝、膩の六徳が揃っているといわれ、それ故、印材として最高の質だとされています。


蘿蔔紋(大根の切り口にでるような紋)や紅筋、石の表面に黄色い皮があるものがよいとされ、その色合いから黄金黄、鶏油黄、橘皮黄、熟栗黄、枇杷黄、桂花黄、金抱銀、銀抱金など、様々な名前も付けられています。現在は本物の田黄を入手するのは大変困難で、ほとんどすべてが贋物ともいわれています。


鶏血(けいけつ)

昌化県というところでとれる鶏の血のように鮮烈な色の斑文のある美しい石です。

鶏血石の代表的なものとして、昌化鶏血石と巴林鶏血石があります。

昌化鶏血石の赤い部分は朱砂とよばれる硫化水銀で、直射日光にあてると色がくすむとされ、また堅く彫りにくい石ともいわれます。巴林鶏血石の赤は少し落ち着いた色味で、彫りやすい石といわれます。


鶏血は、田黄より数は多いといわれますが、いわゆる老坑は採掘し尽きています。最近新しく採石されたものも出回っており、様々な質の鶏血があります。

一般的に鶏血の赤い部分の多いものがよしとされますが、その品評は赤の色相、浮かび具合、石の形、肌との調和など複合して評価されます。

50年ほど前に採掘された「新鶏血」や紅のない鶏血の「貧血」などもあり、こういった中に、よい石も存在するそうです。

鶏血の印材は、画家の横山大観が愛玩し続けたことでも知られています。


芙蓉(ふよう)

かつては福建省寿山郷(月洋地方)の我眉山、芙蓉山、加良山周辺で産出された石で、落盤事故で坑道が塞がれてしまい、それ以後入手困難な石とされてきました。

印石三宝とされてきた芙蓉ですが、現在は、カオリンをとる採掘場からも採掘され、田黄や鶏血に比べ、安価になってきたといわれます。

白色微透明のものが多く、寿山石中、最高クラスの彫り味とされています。


石印材の系列

石の産地は中国大陸の福建省と浙江省にほぼしぼられています。産石の系列は主に寿山石系、青田石系、昌化石系に分けられ、その他、広東石系も少し産出されています。このうち、寿山石系の印材がとりわけ多く、中国産出の石印材のうち、7、8割が寿山石系産といわれます。


寿山石系

産出:福建省閩侯

特徴:色も硬さも多様。

色調:白色系が多く、黄・茶・紅・紫・黒などがある。混色石が多数。

石名:田黄、芙蓉、美人紅、馬肉紅、桃花紅、牛角凍など


青田石系

産出:浙江省青田

特徴:代表的な色は淡い青色。石は温潤で彫りやすい。

色調:淡いオリーブ色から鮮やかな卵黄色までが主な色調。白、黒もある。

石名:蘭花青田、青田凍、魚脳凍、燈光凍など


昌化石系

産出:浙江省昌化

特徴:白または灰色の中に鮮やかな紅色が混じる。石はやや堅い。

色調:真紅から鮮明な赤の斑文のあるものから、線上に混じりあうものなど。

石名:鶏血など


広東石系

産出:広東省

特徴:石は堅く、緑色が代表色。

色調:白に近いものから、純緑透明、緑白混合など。

石名:広東緑など

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