ヴィンテージカメラ~ステレオカメラ【2016年買取・新着情報】

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ヴィンテージカメラ~ステレオカメラ

2016.3.20

ヴィンテージカメラ~ステレオカメラ


ステレオカメラ(Stereo camera)とは、普通は平面的にしか見えない写真を、複数の異なる方向から同時に被写体を撮影することによって、奥行き方向の情報も記録できるようにしたカメラのことで、立体写真、3Dフォトなどとも呼ばれます。


近年、3D映画やデジタルカメラ、4Kのテレビなど、立体視ブームともいえますが、この立体視の技術・ステレオカメラの技術の歴史は、非常に古く、ステレオカメラの写真技術が発明されたのは、1839年ダゲレオタイプ(フランス学士院で発表された世界初の実用的写真撮影法)の登場によるとされています。


ステレオカメラの写真技術は、世界的な流行があり、最初が1860年頃、次に1890年頃、1920年代頃、1950年代頃とほぼ30周年周期にブームが続いています。1980年頃には世界的なブームとはなりませんでしたが、レンチキュラー方式というビューワーやメガネ不要で鑑賞できるステレオ写真を撮影できるニムスロ3Dカメラが1980年にアメリカで発売され、かなりの売り上げとなったそうです。

現在では、ステレオカメラの機種、製造数ともに、最盛期に比べてはるかに少なくなっており、マニアには稀少性の高いアイテムも数多く存在します。


ヴィンテージ ステレオカメラ

タキール2型 Takyr Mod.II (フランス) 1906年頃

フランス・パリで20世紀初頭に活躍したクラウス社というカメラメーカーのステレオカメラ。

クラウス社は、フォトレボルバーなどのユニークなカメラを製造したことでも知られる。タキールは、ボディ後部に布幕フォーカルプレーン・シャッターを構えたジャバラ折り畳み式の木製大判カメラで、前板部をストラッド式で畳む構造のものと、前板部がベッド部を前後し、格納した際にベッド部が保護する構造のものがある。ベッド式のカメラではレンズ交換が可能。


コスモ・クラック Kosmo-Clack (ドイツ)1914年頃

20世紀初頭のドイツの有力カメラメーカーのリーチェル社のステレオカメラ。

コスモ・クラックは、45×107mmの撮影サイズにステレオ写真とパノラマ写真の両方の撮影ができるように設計されたユニークなカメラで、ボディは金属製で表面は皮で覆われている。前板分はラック・アンド・ビニオン式は車によって前後し、前板部とボディはジャバラで接続されている。また、前板部はかなり前に伸びるので、被写体の接写が可能になっている。


ステレフレクトスコープ Stereflektoskope (ドイツ)1914年頃

神聖ローマ帝国時代の首都であったオーストリアウィーンで創業を開始した世界最古のカメラメーカーであるファクトレンダー社の代表的なステレオカメラ。

ファクトレンダー社は、このステレフレクトスコープよりも前に、大判カメラのアルビン・ステレオや小型のステレフレクトスコープなど、何種類かのステレオカメラを開発しているが、このステレオカメラが最も完成された形といわれている。

ステレフレクトスコープのボディは全金属製で、革で覆われており、正面から見ると3つのレンズが横に並んでいる。左右二つが撮影レンズで、中央が反射ファインダー用のレンズ。反射ファインダーにはピントスクリーンと拡大ルーペが備わっており、ピント合わせが迅速にできるので、速写が可能。他にフレームファインダーも備わっている。ロールフィルム・ホルダーがあれば、現在も十分実用的なカメラといわれている。


ステレオ・リアリスト Stereo Realist (アメリカ) 1947年頃

アメリカ・ミルウォーキーにあったデビッドホワイト社のステレオカメラ。このステレオ・リアリストが35mm判フィルムを使用するステレオカメラのルーツといわれており、このステレオカメラのフォーマットは“リアリスト判”といわれている。

ステレオ・リアリストに内臓された距離計は上下像合成式で、横長なボディの底面両側近くに左右の対物レンズを配置している。ピント合わせはバックフォーカシング式。ステレオ・リアリストで撮影したものは、非常にシャープで、コントラストも高く、発色も良い。


アウラ・ステレオ Owla Stereo (日本)1958年頃

リアリスト判を採用した35mmフィルムを使用する国産ステレオカメラ。製造メーカーはアウラ光機もしくはエーオー光研ともいわれるが、詳細は不明。

アウラ・ステレオは、全金属製のボディに撮影レンズとシャッターユニットを2個内臓したオーソドックスな形式で、ピントは目測式でレンズ下にあるギアで調整、シャッターの最高速度は1/200秒というステレオカメラとしては一般的なスペック。


デュプレックス 120 Duplex120 (イタリア) 1950年頃

イタリア・ミラノにあったISO社が製造したステレオカメラ。ISO社はフォーカルプレーン式シャッター機構を備えた35mm判連動距離計内臓の高級機やスタンダート機などを製造したことで知られるが、そのISO社が製造したユニークなステレオカメラがデュプレックス120。

ピントは目測式で、シャッター速度は3速(1/25、1/50、1/100秒)、絞りは4段階。1956年頃には目測式ピント合わせで、シャッターがより高機能となったデュプレックス・スーパー120も登場した。


リべア・ステレオ33 Revere Stereo33 (アメリカ) 1953年頃

アメリカ製のリアリスト判ステレオカメラ。製造メーカーはシカゴのリベア社。構造や操作性はリアリストに比べ、オーソドックスで実用的。シャッターの最高速度は1/200秒で、フォルムをまきあげると同時にシャッターのチャージが行われるセルフコッキング方式。レンズはアメリカの著名レンズメーカーであるウォーレンサック社の35mmで、どのようなシーンでも安定してよく映る。1950年代のアメリカ製ステレオカメラの中でも最もよくできた製品といわれる。


その他のヴィンテージ・ステレオカメラ

ステレオグラフィック Stereo Graphic (アメリカ&イギリス 1956年頃)

ベルプラスカ Belplasca(旧東ドイツ 1954年頃)

コダック・ステレオカメラ Kodak Stereo Camera(アメリカ 1954年頃)

ヴィラスコープF40 Verascope F40(フランス 1955年頃)

フェドステレオ Fed Stereo(旧ソ連 1988年頃)等

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