かつてイギリスに素晴らしい時計メーカーがあった事をご存知ですか?
イギリスのスミス社は自動車のメーター「スピード計」で有名なメーカーで、現在でも運営しておりますが、もともと時計メーカーとしてスタートした会社でした。
しかし、日本のデジタル、クウォーツ革命によって時計の製造から撤退しているため、現在では古い時代に作られたスミス社の時計しか存在しないため、中古市場でも人気が集まっており、アンティーク時計の1つとして知られています。
スミス社は1851年、ロンドンのじゃがいも商人の息子サミュエル・スミスによって設立し、ハイクオリティな懐中時計の生産を行っていました。
その後、「マイル走行計」「スピード計」を発明し、王室ご用達の承認を得ています。
一方時計メーカーとしてのスミス社の動きは、戦前は世界一の一級品の性能を求めスイスのロンジン社のムーブメントを起用し、スミス社のフラッグシップ・モデルのケースには自社製のケースを採用してイギリスらしさ溢れる時計を製作していました。
戦後になるとスイスのジャガールクルト社の技術者を招いて、100%イギリス生産のハイクオリティのムーブメントを造りだす事に成功しており、自社はもちろん、デニソン社、ブリティッシュ・ウォッチ・カンパニーなどのイギリスのメーカーによるケースを採用して100%イギリス産の高級時計を生産していました。
1967年にその歴史に幕が閉じられますが、スミス社の時計の伝統を途絶えさせたくないと、ロンドンでアンティーク時計を販売していたロジャーラッセルがスミス社のライセンスを取得し、当時のままのスミス社の時計の製造を行い、復刻版を製作しています。
いわの美術では、アンティーク、復刻版どちらのスミス社の時計も買取を行っておりますが、やはり価値が高いのはアンティークのスミス社の時計です。
状態が綺麗で、破損個所がなく時計として機能するようでしたら、高価買取が期待できます。
古いスミス社の時計をお持ちでしたら、いわの美術が高価買取致します。
スミス社では、1851年からスタートした時計造りの中で、「Samuel Smith」「S. Smith & son」「 S. Smith & sons」「Smiths」など何度も社名を変更しながら約100年間、時計の製造を行ってきました。
スミス社の時計は造られた年代によって評価が違っているため、この刻まれている社名によって買取額が変わってきます。
お問合せの際は、刻まれている社名や時計の種類(置時計、懐中時計、船時計など)をお伝え頂くと査定がスムーズに行えます。
また、実際に動くのかどうか故障個所の有無も査定に大きな影響を与えますので、しっかりとお伝え下さい。
その他、スミス社の時計買取で分からない事がございましたら、営業時間内であればいつでもお答えしておりますので、お気軽にお電話、メールにてご相談下さい。
なお、ご質問、ご相談、査定、見積りは無料で行っておりますので、「お値段だけでも知りたい」という方でも遠慮せずにお問合せ下さい。