古伊万里の膾皿をお買取りいたします。【2020年買取・新着情報】

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新着情報

古伊万里の膾皿をお買取りいたします。

2020.10.20

古伊万里の膾皿をお買取りいたします。


 



写真のお品物は古伊万里の膾皿10客です。

華美ではない藍一色の染付でありながら、吉祥紋様が華やかさを添えるお品物でした。

箱書きには寛政年間とあり江戸後期の作と考えられます。

高台の銘は二重の四角に渦巻のみられる二重渦福となり、絵付けは縁紋様の唐草に囲まれて、見込みを白抜きにし、松竹梅を環状に配しています。



古伊万里とは

古伊万里は、江戸時代に有田で焼かれた骨董価値のある作品を指す呼称です。

同じ産地のものでも明治以降のものは有田焼・伊万里焼として区別されます。


港湾都市の伊万里は、陸路より海路の通運が主流だった近世まで、有田・波佐見など肥前地域の焼き物の積み出し港として重要な役割を担いました。

伊万里から船で出発した肥前磁器には遠くヨーロッパまで運ばれたものもあり、OLD IMARIとして欧州でも知られています。


また、古伊万里と同じ産地・同時代に鍋島焼があります。

現在の佐賀県にあたる佐賀藩は、主家となった鍋島家の名を冠して鍋島藩とも呼ばれ、藩窯製品として焼かれたのが鍋島焼でした。

伊万里焼が全国・国外に広く流通したのに対し、鍋島焼は将軍への献上品・幕府高官への贈答品として目的を限定して作られました。

古伊万里は上手物から廉価品まで品質に幅がありますが、鍋島焼は厳選素材と最高の技術で作られ、一定した高品質を保ちました。


 


古伊万里と柿右衛門

秀吉の朝鮮出兵で朝鮮人の陶工が肥前地方に連行され、日本に初めて磁器の製法が伝えられます。

1616年に有田泉山に白磁鉱が発見され、1920年代には豊臣家御用焼物師であった高原五郎七が酒井田家へ逗留し、作陶を伝授しました。

同じころ鍋島藩窯が設置され、初代酒井田柿右衛門が有田へ移住しています。

そして1640年代に初代柿右衛門が赤絵物の制作に成功。それまでの藍一色の染付に加えて、絵付け磁器の時代が始まりました。

1647年に日本の磁器が初めて輸出されると、肥前は磁器の産出量日本一となり、伊万里焼は17世紀後半の輸出品筆頭として外貨獲得の役目も担いました。

この頃、4代・5代酒井田柿右衛門によって確立されたのが、濁し手の地色を活かし余白を多くとり、繊細な色絵付けを施す柿右衛門様式です。

柿右衛門様式は欧州で一世を風靡し、とくにオランダのウィレム三世と結婚した英国女王メアリ二世が大層気に入ったことから、オランダと英国の貴族に多くの柿右衛門が伝来しています。

しかし1680年代に国内動乱の落ち着いた中国で磁器生産が再開したこと、18世紀初頭にはヨーロッパでもマイセン窯で磁器の焼成・絵付けに成功したこと等から、しだいに日本の磁器輸出の勢いは衰えていきました。

輸出量減少とともに、江戸中期の元禄年間には富裕な町人層が台頭し、奢侈を好む町人文化に支えられ、伊万里焼の国内需要が増していきます。

柿右衛門様式の流行は6代柿右衛門の時代に去り、有田焼の主流はより華美な赤絵金襴手へと移ります。

江戸後期には食文化の発展や生活水準の向上があり、伊万里焼は広く民衆の日常食器として普及します。

外食産業も盛んとなり、庶民的な屋台から高級料亭まで、家庭用のみならず数物から懐石道具まで、多様な器が作られました。

その多くは染付磁器で文様に工夫が凝らされ、中国磁器の絵付けを範とした芙蓉手、唐草、蛸唐草などが多用されました。



角福・渦福

角福(かくふく)は中国の吉祥紋として習慣化されていた福の字の銘入れに倣って始まったとされています。

福の字を四角で囲ったことから角福と呼ばれ、古伊万里の角福は酒井田柿右衛門窯に限らず広く用いられました。

渦福(うずふく)は江戸中期以降にみられ、福の字の田の部分が渦巻き状となっているため渦福の呼称がうまれました。

渦福銘は江戸中期から後期という時代判別の手がかりになります。

当時の伊万里焼は高価な輸出品から、日本国内での日常の器へ転換していく時期でした。

大皿や大壺などではなく、今回のお品物のような10客揃い、または5客の食器が多数みられます。


 

渦福の古伊万里をお買取りいたします!

膾皿は小皿ですが、古伊万里らしい絵付けの10客揃いで当時物の箱もあり、江戸後期の貴重な古伊万里でした。

いわの美術では美術品・骨董品を中心にさまざまなお品物をお買取りしております。

茶道具や壺など以外でもお買取り対象となる陶磁器は多くあり、今回のお品物のような懐石道具としての食器も多数お買取り実績がございます。

とくに箱付、10客または5客揃いであることは、お品物のダメージ有無と並んで重要なポイントとなります。


ご自宅やご実家、蔵や倉庫の整理をされて、ご売却をお考えの古伊万里、角福、渦福の柿右衛門窯作品がございましたら、いわの美術までご連絡くださいませ。

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