展示作品のご紹介です。
こちらの作品は、日本を代表する風景画家
塗師祥一郎作 油彩画「雪の川畔」
日本の情緒あふれる雪の風景画です。
塗師祥一郎氏は雪の風景画を数多く描いておられましたが、そのきっかけとなったのは塗師祥一郎氏が35歳の時、会津への旅から始まったそうです。
何を求める目的もなくスケッチブックを手に雪の中を歩き回り、雪によって生まれた造形に魅了され、それまでに感じなかった雪の面白さを感じたのだそうです。
その風景をどのように絵にしていくか、
「風景画は、その風景を見つけるのも大事だが、その顔も天候や時間によって変わり、いろいろな表情を見せてくれる。時間や季節をどこで固定させるかが非常に大事だ」と、あるインタビューで語られています。
天候との兼ね合いがあり、がっかりすることもかなり多いといいますが、「白を描くことは結構楽しい」とも。
又、ヨーロッパに初めて行かれたとき、憧れていた作家の作品と同じ風景が現実にあり、正直に描いているのだとわかり、それを感じた途端、「やっぱりおれは日本の風景を描こう」と強く思われたのだそうです。
いわの美術横浜店では塗師祥一郎氏の作品のお買取りをしています。
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~塗師祥一郎 略歴~
1932年 石川県小松市に生まれる
1947年 北国現代美術展「静物」吉川賞受賞
1951年 第7回日展「展望」初入選
1952年 第38回光風会展「構内」「いこい」初入選
金沢美術工芸大学油彩専攻卒業、小絲源太郎に師事
1966年 第9回新日展「雪景」特選受賞
1971年 第3回日展(改組)「村」特選受賞
1981年 紺綬褒章 受賞
1997年 第29回日展 「山村」文部大臣賞受賞
2003年 「春を待つ山間」日本芸術院賞受賞
2008年 旭日中綬章受賞
2016年 逝去
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