いわの美術横浜店では、掛軸、お茶道具、絵画、洋食器などの骨董品の他にも様々なお品物をお買取りしていますが、今回はその中でも鉄瓶についてお話致します。
その昔、中国から煎茶の文化が日本に伝わり、多くの茶人達は茶道で使っていた鉄釜で沸かしたお湯を簡単に注げるように鉄釜に注ぎ口を付けたとされ、この作品が鉄瓶の原型と言われています。
その後、京都にある三条釜座で大西浄林や、高木治良兵衛などの名工達により数多くの鉄瓶が作られた事で、鉄瓶制作は発展を遂げて現在でもその技術と伝統は守られています。
現在高評価を出している鉄瓶は、16代目大西清右衛門の作品や6代目高木治良兵衞、山形鋳物、晴寿堂、龍文堂、南部鉄器などのお品物ですと高価買取の可能性が御座います。
この中でも龍文堂は、江戸末期から生産を初め数多くの素晴らしい作品を生み出している名家で、昭和33年まで8代に渡り続いたそうです。
龍文堂の作品では、シンプルな物もありますが、表面に彫刻が施されている物が多く、その繊細かつダイナミックなデザインは多くの人々を虜にしてきました。
いわの美術横浜店では、龍文堂の鉄瓶や、南部鉄器、晴寿堂などの様々な作品をお買取り致しますので、鉄瓶のご売却をお考えでしたらいわの美術横浜店までお問い合わせ下さい。
いわの美術横浜店では、龍文堂、南部鉄器、晴寿堂などの鉄瓶買取を強化しています。
鉄瓶は、買い取るにあたり作家も重要となってきますが、状態も査定額に響いてきます。
どんなに素晴らしい作品でも、サビが酷かったり、穴が開いていたりするとマイナスの評価がついてしまいますので、ご売却を考えていない鉄瓶でも日頃のお手入れを怠らないようオススメ致します。
また、鉄瓶の一番の大敵はサビで、これが酷くなるとそこから腐食していき穴があきます。
鉄瓶をサビさせない為には、湯垢をつける事がいいと言われています。
湯垢は、水の中に含まれるカリウムの成分が付着して白くなる現象で、この湯垢が鉄を守る保護膜の役割をしてくれる為錆びにくくなるそうです。
しかし、湯垢をつけるには常に使い続ける事が大事なのですが中々難しいと思いますので、一番簡単な保存方法としては、使ったら必ず水気を拭き取り完全に乾かしてから保管する事をオススメ致します。
また、作品が入っている共箱は、あまり必要な存在と思われていないようですが、作品の保証書変わりともなる大事な箱になりますので、大事に保管をお願い致します。
いわの美術横浜店では、今回ご紹介した鉄瓶の他にも掛軸やお茶道具、洋食器、お酒など様々な骨董品をお買取りしております。
個人のお客様はもちろん、業者様からのお問い合わせも受け付けておりますので、処分に困っているお品物など御座いましたら是非いわの美術横浜店までお問い合わせ下さい。
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