~鉄瓶のお手入れ②~
今回もお店で質問の多い、鉄瓶をお使いになるうえでの注意点を少々書きますね♪
前回のブログに書きましたように、鉄瓶の錆びにはお茶の葉っぱでのお手入れが効果的です。
鉄瓶を使用する際、お湯を沸かした後は必ず余熱で中をカラッと乾燥させ、水気が残らないように気を付けてくださいね。
鉄瓶を一番錆びさせるのはお湯が水になっていく過程なので、そのまま放置しないように注意しましょう。
又、ガスコンロをご使用になる場合は火が鉄瓶の底に直接当たると錆びて次第に剝がれてきますので、必ず弱火にしてください。
「弱火だと時間が掛かる・・」というときは、他のケトルなどでお湯を沸かし鉄瓶に移し替え弱火で沸騰し続ける、という方法もありだと思います。
鉄瓶は長時間沸騰させることで鉄の成分が出てくるといいますから。
現在ではIHヒーターが使いやすいです。これなら温度調節も簡単で意外とお勧めですよ♪
鉄瓶は使っていくうちに中が真っ白になってきます。白くなっているのは湯垢と言い、水の中に含まれる成分(ミネラル←カルシウムを含む)が固まってできる薄い膜です。ミネラル豊富な水ほどすぐに湯垢がつきます。
水の性質により付き方は変わってきますが、湯垢がつくと錆びにくくなりお湯が更においしくなるんです。
毎日使い続けることが一番のお手入れということですね。
愛情込めて大切に。
使えば使うほどお湯がおいしくなりますから♪