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伊勢崎満の作品買取!

2016年7月14日
伊勢崎満の作品買取!
伊勢崎満の作品買取致します


今回いわの美術横浜店で紹介する作品は
伊勢崎満の水指です。
こちらの作品はいわの美術横浜店
買取りいたしました。
 

 伊勢崎満は備前焼の陶芸家で、弟の伊勢崎淳(人間国宝)と共に現代備前焼の基盤を作ったといえる人物です。
伊勢崎満は1934年に細工師であった伊勢崎陽山の長男として岡山県備前市に生まれ、幼少から陶技を習いました。岡山大学(特設美術科彫塑を専攻)を中退後、父の作陶を手伝い本格的に備前焼に取組むようになります。
弟の純と備前焼で初めて姑耶山の古窯跡に中世の古窯(半地上式穴窯)を復元し、焼成に成功。その後、数々の賞を受賞し、1998年弟と共に岡山県重要無形文化財に認定されました。
電気窯、ガス窯は使用せず松割木での焼成にこだわり、登窯と中世の穴窯を作品によって使い分けたそうです。
2011年にお亡くなりになりましたが、土へのこだわりと想い、父や大学で学んだ細工、彫刻の技法を取り入れて作られた伝統備前の作品は、今もなお現代に息づいています。


いわの美術横浜店では、伊勢崎満の作品を買取しております。

伊勢崎満の作品をお持ちでしたら是非いわの美術横浜店へ買取・査定のご相談ください。

 

【伊勢崎満 受賞歴】
1974年  第6回金重陶陽賞受賞
1984年  岡山日日新聞社文化賞受賞
1990年  岡山県文化奨励賞受賞
1994年  山陽新聞文化功労賞受賞
1998年  第15回田部美術館大賞「茶の湯の造形」展大賞を受賞
2000年  岡山日日新聞芸術文化功労賞受賞


 伊勢崎満 その他の作品】







伊勢崎満以外の作品買取について


伊勢崎満の買取はもちろんのこと、

その他様々な品物も買取しています。

 

作品買取りの際には、作品の入っている箱がかなり重要になります。

 作者本人が自分の名前、タイトルを書いている箱のことを「共箱」といいますが、この共箱があると無いでは価格に大きな差が出てしまいます。(共箱以外でも、亡くなった作家の鑑定家が作者の代わりに書いた箱もあります)

 

伊勢崎満のように県重要無形文化財などに認定された作家の品物などは

特に買取を強化しております。


伊勢崎満の様な作家の作品以外にも古備前や古陶磁器も買取りしていますので
査定・買取をお考えのお品物がございましたらいわの美術横浜店へ一度お問合せください。

又、いわの美術横浜店は買取りだけでなく数々の著名作家の作品を

展示販売しておりますので是非お近くへお越しの際にはお気軽にお立寄りくださいませ。

お待ちしております。




買取強化中の伊勢崎満にみられる
備前焼きの景色・窯変について


伊勢崎満が焼き上げた作品は金重陶陽も羨むほどの緋襷が表現されていた

と一説には言われているようです。

そうした備前焼きの特徴と窯変はどこから来る物なのか以下でご説明いたします。


備前焼は古墳時代に須恵器(すえき)と呼ばれる焼き物が発展したものといわれています。須恵器の製法は、釉薬を使わず高い温度で長い時間焼上げることで粘土が堅く締まるという「焼締め」という方法です。備前焼は須恵器の「焼締め」の技法を受け継いでいます。

 

釉薬を使わない備前焼の表情は炎によって描かれます。炎の中で様々な窯変が起こり、多種多様な姿になります。その表面にできる焼色や模様は、「桟切(サンギリ)」「胡麻(ゴマ)」「緋襷(ヒダスキ)」「抜け(ヌケ)」「牡丹餅(ボタモチ」」などと呼ばれています。

 

◆「桟切(サンギリ)」…炎が直接当たった箇所は粘土の中の鉄が酸化して赤茶色になり、灰に埋もれて酸素不足のところは色が変化し黒っぽく発色するというのが一般的。

◆「胡麻(ゴマ」…焼成中に高温で溶けた松割木の灰が付着してガラスのように固まったもので、胡麻を振りかけたような状態になったもの。

◆「緋襷(ヒダスキ)」…窯に入れる前に藁(ワラ)を巻き、藁(ワラ)に含まれるアルカリ成分と粘土の鉄が反応して赤く発色する。

◆「抜け(ヌケ)」…窯の中の作品の詰め方により、場所によって灰が着きにくく炎が直接当たらない部分ができ、その箇所だけは地肌そのままの発色になる。

◆「牡丹餅(ボタモチ)」…皿の上に別の物を乗せて焼いた箇所は灰がかからず丸い抜けができる。牡丹餅を並べたような模様だったことから名づけられた。


こ のように、釉薬は一切使わずに窯変によって多様な焼色を生み出しているため、備前焼では土にとても神経を使いこだわります。備前焼で使われている土は「ヒ ヨセ」と呼ばれ、地下3メートル程のところから採取される粘土層です。採取できる場所は少なく、とても貴重です。ヒヨセは粘りがあり鉄分や植物性の有機物 が含まれており、多彩な窯変が起こります。又、備前焼では土を練上げるとき、目の粗い土や小石をあえて残しているというのも特徴のひとつです。


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