最近めっきり涼しくなって参りましたね～☺　　　

夏の熱い時期にはなかなか腰が上がらなかったお片付けを今こそ始めてみてはいかがでしょうか？

ご自宅に謂れの分からない、書道具や硯ございませんか？いわの美術横浜店では硯や書道具の買取もいたしております！

書道具の中でも硯は美術的価値があるとされ、マニアの方に大変人気のあるお品物です。

本日は硯について少しお話しさせてください。

まず、硯は大きく和硯（わけん）と唐硯（とうけん）に分けられます。

和硯は日本で採取された石で作られた硯のことを言います。

中でも有名なのは100年以上の歴史を持つ赤間硯や雄勝硯で、日本の伝統工芸品認定を受けているほどの逸品です。

他にも現在では碁石の素材として有名な那智黒石を使った那智黒硯や、永仁5年(1297年)に発見されたという説と元禄3年(1690年)に雨宮孫右衛門が発見し天明4年(1784年)に徳川家治公に献上したという2つの説をもつ雨畑硯などもお買取り対象となる可能性があるお品物となります。

唐硯は中国で採取された石で作られた硯のことを言います。

採掘される石や採掘場所が名前の由来となった端渓硯(たんけいけん)、澄泥硯(ちょうでいけん)、歙州硯(きゅうじゅうけん)、紅糸硯(こうしけん)、松花江緑石硯(しょうかこうりょくせきけん)は、五代名硯と呼ばれ珍重されています。

中でも最も主流と言われるのが端渓硯で、鋒鋩の粒子が均一で細かく紋様も多彩と絶え間ない人気のお品です。

そういえば、使っていない硯や書道具があった！と思い出されたならば、一度お品物を写真に撮ってメールでお送りください！いわの美術ではこれまでに多くの和硯や中国硯の買取実績があり、メールに添付されているお写真を見ての簡易査定行う事ができます。

お持込での買取をご希望のお客様には事前に御予約をお願いしております。

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