梅雨空が続きますね～。

雨は憂鬱ですが、沿道や庭先で見かける紫陽花はこの時期ならでは‼

わたくしは、先日北鎌倉まで紫陽花見物に出かて参りました。

沢山の紫陽花が一斉に咲き誇る様はやはり圧巻‼

ジトジトした毎日になんとなく気分が乗らない今日この頃でしたが、

その美しさに癒されパワーをもらって帰路に着けました☺

さて、鎌倉と言えば、鎌倉初代将軍・源頼朝ゆかりの神社鶴岡八幡宮や鎌倉大仏などなど見どころ満載の人気観光スポットですが、鎌倉彫も忘れては行けない鎌倉名物の一つ‼

そんな鎌倉彫のお品物が先日いわの美術横浜店に入荷致しました！

およそ800年前、禅宗の伝来ともに鎌倉に根付いていった「鎌倉彫」

13世紀半ば、鎌倉に中国から禅宗が伝えられいくつもの禅寺が建立されました。

また、禅宗と一緒に中国より様々な美術工芸品が持ち込まれましたが、そのひとつに堆朱（ついしゅ）と呼ばれる盆や大香合（だいこうごう）など何層にも漆をかけ、刀で彫り、レリーフ状に文様を表す大変高価な調漆品（ちょうしつひん）がありました。

これに影響を受けた仏師たちがその意匠をもとに、新たな木彫彩漆（もくちょうさいしつ）の仏具を作りはじめたのが鎌倉彫の始まりと言われているそうです。

仏具が始まりだった鎌倉彫ではありますが、明治時代に神仏分離令が発令され、仏師達は職を失うことに…。仏師たちは仏像制作から生活の中で使われる工芸品を作ることに活路を見出すようになり、現代の鎌倉彫に発展していったようです。

手仕事の温かみを感じられる鎌倉彫のお品を一度ご覧になられませんか？

丁寧に彫りこまれたデザインに思わずウットリしてしまいますよ～(*`ω`*)

いわの美術横浜店では他にも骨董品やお茶道具、洋食器にアンティーク家具と、色々なものを販売致しております‼

　　　　　　　　皆さまのご来店お待ち致しております(^_-)-☆