松畝が力強く描いた『龍虎図』双幅掛軸がいわの美術横浜店に入荷致しました‼
本作品、龍と虎が鋭い眼光で睨み合い一見怖いような絵柄ですが、このようなモチーフは案外床の間などで多く見受けられますよね。
皆さまも一度はご覧になられたことがおありではないでしょうか?
では、どうしてこのような絵柄が多く用いられるのか皆さまご存知でしょうか?
動物画にはそれぞれ意味が込められている
動物画としてよく用いられるのは、雀・鶴・虎・鯉・龍の5つで、それぞれに持つ意味あいが異なります。
雀 雀は竹とセットで描かれることが多く、厄難をついばみ福運を運ぶ雀と真っ直ぐに早い速度で育つ竹から子孫繁栄を願う意味合いが込められます。
鶴 古来から鶴は縁起の良い鳥として珍重され、長寿の意味合いが込められています。
また、鶴は夫婦仲良い鳥としても有名なことから、夫婦末永く仲良くという意味も込められているようです。
鯉 滝を鯉が登る絵柄には滝を登る力強さ、また、滝登りの鯉はやがて龍になるという伝説から、立身出世・金運上昇・商売繁盛の意味が込められています。
遊鯉の絵柄は、鯉が喧嘩をしない穏やかな魚ということから家庭円満の意味がございます。
松と鯉の組み合わせは、松鯉を「しょうり」と読み勝利につながるとても縁起の良い図柄だと言われ、勝負運上昇や受験合格祈願に掛けられるとされています。
(参考資料)
虎 虎の力強い眼光で魔を払うとされ、厄除けの力があると言われています。
よって、家の床の間に掛け、家内安全を期待して掛けられることが多いそうです。
龍 龍は古来より神聖なものの象徴として崇められてきました。
「昇竜」という言葉が勢いのよいさまの例えとされるように、龍の絵柄には勝負運上昇、
立身出世など上昇を目指す意味合いが強く込められています。
また、龍がこちらを見据えた絵柄は、その存在感と力強さで厄除けの効果があるとされ、家内安全の意味で床の間にかけられることが多いそう。
なるほど‼絵柄に秘めらたら思いを知ると掛け軸の見方も変わってきそうですね‼
いわの美術横浜店に入荷しております「龍虎図」は、龍と虎が対で描かれ大変縁起が良い人気柄の掛け軸です‼ どうぞこの機会に迫力ある掛軸をご覧になられませんか?
皆さまのご来店お待ちいたしております(‘ω’)ノ
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