可愛いりんごの形をした螺鈿細工の香合がいわの美術横浜店入荷致しました‼　

「螺鈿細工って、何となく貝殻から出来ているということは分かっているけれど、詳しくは分からない」という方が多いのではではないでしょうか⁈

　　　　　　本日は、螺鈿細工について詳しくご紹介致します‼

螺鈿　

螺鈿とは夜行貝、白蝶貝、黒蝶貝、アワビ、アコヤガイなどの真珠色に光る部分を磨いて薄片にし、色々な形に切って漆地や木地にはめ込んだり、又は貼り付けて装飾する技法のことです。

奈良時代に中国から伝わり、平安時代に螺鈿の技術は急速に発展し、蒔絵との併用が盛んになっていきました。

 安土桃山時代になると、ヨーロッパ貿易によって更に成長していきます。

当時ヨーロッパでは、螺鈿製品は一つのステータス・シンボルと捉えられ、高級品として人気を博しました。

 江戸時代以降は鎖国政策の影響で製造が大幅に減少されていきましたが、現代の日本においては、奈良漆器などで螺鈿が多く用いられ、職人による美しい作品を今尚目にすることができます。

螺鈿のお品物は、どちらかというとエレガントな雰囲気が漂うお品物というイメージがありましたが、今回いわの美術横浜店に入荷しております商品は、リンゴの形のせいか、可愛らしい雰囲気を持っている螺鈿製品としてはちょっと珍しいお品物です‼　

暑さ厳しく、外出は控え気味となるこの時期ではありますが…

夕涼みのお散歩ついでにでも、ぜひいわの美術横浜店へお立ち寄りください！

骨董品から現代作品、和食器から洋食器まで様々なお品物を用意しております‼

　　　皆様のご来店心よりお待ち致しております(`ω`)ノ