床の間にそっと品の良い香炉が設えられているのを目にすると、
お茶の心得がある方かな?
主の方はセンスが良い方なのだろうなぁ~✨✨
とか、思わずあれこれ妄想が膨らんでしまいます(`ω`)
お客様のお宅のグレードをグッとアップさせてくれそうな九谷焼や源右衛門窯の香炉が
いわの美術横浜店に入荷いたしました‼
「香炉」と言われても、いまいち馴染みのない方もいらっしゃると思いますので、
先ず簡単にご紹介しますと…
もともとは、香木などを焚き良い香りを漂わせ人の気持ちを落ち着かせるために使った器のこと。今風にいうならばアロマポットのような存在だったようでしょうか。
それが仏教伝来とともに日本に伝わり、主に仏前を清め邪気を払う為の仏教用具として平安時代くらいまで利用されていたようです。確かに、今でも仏壇で線香を立てる線香炉は一番身近な香炉かもしれません。
仏具用具として使われていた香炉でしたが、平安時代に入ると貴族の間で「薫香」という「香り」を衣服に沁み込ませて楽しむ習慣が生まれ、次第に部屋にも香りを流すようになり生活用具として香炉が徐々に根付いて行きました。
室町時代に入ると、香りの種類を当てて競う「聞香」という遊びも広まり、一段と香が生活に溶け込むようになり、またこの頃には茶道の世界でも香を焚き部屋と精神を清めるという思想から香が取り入れられるようになりました。
更には江戸時代に入った頃から武家社会に茶道が広まると、相まって香の文化はより広がりを見せ、次第に経済力を持った商人へと広まり、やがて一般の町人へも「香道」は浸透して行ったのです。
江戸の時代より香は、気持ちをリラックスする効果があるとされてきました。
江戸町民も楽しんだ「香道」を生活の中に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
今回入荷しております九谷焼や源右衛門窯の香炉は美術品としても大変評価の高いお品物です。その美しいデザインは見ているだけでも思わずうっとりしてしまうほど‼お部屋にひとつあると心晴れやかになれるかもしれません(^^♪
また、華やかな香炉だけではなく、
銅製の味わい深い香炉も入荷致しております!
どうぞこの機会に足を運ばれ、香の世界を覗き見してみるのはいかがでしょうか?
皆様のご来店心よりお待ち致しております♪
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