エシェゾーとはフランス東部、ブルゴーニュ地域圏コート=ドール県のほぼ中央部から南部にかけて広がるワイン産地の事です。
エシェゾーとはラテン語で「集落」を意味し、現在は11もの区画が集まる巨大なグラン・クリュ(特級畑)があります。
そのため、ある特定のメゾンやシャトーを差す言葉ではなく、エシェゾーの広大な土地にはたくさんの生産者がいるため、品質も生産者によってバラバラとなっています。
また、ワインの地域名としてヴォーヌ・ロマネ村扱いとなっています。
エシェゾーはヴォーヌ・ロマネ村の8つのグラン・クリュのうちの一つですが、同じヴォーヌ・ロマネ村のグラン・クリュであるグラン・エシェゾーは名称が似ていますがまったく別の畑になります。
ちなみにブルゴーニュのワインは原則、赤はピノノワール、白はシャルドネという単一ブドウのみで作られており、生産者ではなくブドウ畑に対して格付けされています。
グラン・クリュは特級とされており、プルミエ・クリュは1級、そして、村名、地域名と順番にランクは下がっていきます。