ジョニー・ウォーカー Johnnie Walkerを買取ります
ジョニー・ウォーカーはスコットランドのキルマーノックで製造されているスコッチウィスキーで、世界中で愛飲されている事で知られています。
現在は世界最大の総合酒類メーカーであるイギリスのディアジオ社の傘下となっており、日本の正規輸入販売はキリンビールが行っています。
ジョニー・ウォーカーの創業者であるジョン・ウォーカーは、キルマーノックのトッドリグス農場を営む家庭に生まれました。
14歳という若さで事業を始めたジョン・ウォーカーは父親が亡くなると農場を売却し、手にした資産を元にキルマーノックで小さな食料雑貨店を開きました。
この食料雑貨店では様々な物品を扱い、オリジナルのウィスキーも手掛けていました。
もちろん、事業は大成功し、スコットランド全土はもちろん世界各国へと事業を拡大していきます。
しかし、洪水により食料雑貨店は壊滅的な被害を受けますが、ジョン・ウォーカーの息子アレキサンダー・ウォーカーが事業再建に身を乗り出し、わずか数年で再び事業は軌道に乗りました。
ジョン・ウォーカーがこの世を去るとアレキサンダーは「ウォーカーのキルマーノック・ウィスキー」という名の四角いボトルに詰めたオリジナルウイスキーの販売を航海に出る船長たちに委託し、世中に販路を広げました。
その後、ラベルの商標登録を行い、高い品質は世界各地で賞を受賞するまでとなり、ついにウィスキーの名称をジョニー・ウォーカーに改め、ラベルにもストライディングマン(闊歩する紳士)のデザインが取り入れられました。
ちなみにラベルの紳士は創業者であるジョン・ウォーカーに似せて描かれているそうです。
また、ジョニー・ウォーカー・スイングと呼ばれる滴のような形をした独特のボトルが発表され、これは荒れた海の振動によってボトルが割れないようにゆらゆらと揺れる構造になっており、当時の航海では重宝されていました。
そんなジョニー・ウォーカーはいつも一定した高品質の商品を提供したいと考え、紅茶のブレンディングをヒントにシングルモルトウィスキーのブレンディングを始め、今では世界トップクラスのスコッチウィスキーを世に送り出しています。