日本刀の中でも特に名刀と称された「天下五剣」のひとつです。
日本の重要文化財に指定されています。
後鳥羽上皇の命を受け、
当時活躍していた青江恒次が制作しました。
日蓮宗の開祖である「日蓮」が身延山に入山する際に
護身用として信者からこの刀を献上されると
刀に魅せられた日蓮は旅をする時、常に持ち歩いていました。
この時、刀に数珠をつけて魔除けとして使用されていたことから
「数珠丸」と名付けられたといわれています。
日蓮の死後は長い間、行方不明となっていましたが
現在は尼崎市の本興寺に保管されています。