銃身や砲身の銃砲口から砲弾・銃弾・装薬などを装填する方式で、
別名「先込め」「マズルローディング」とも呼ばれています。
また、前装式とは逆に
重砲尾から装填するものは「後装式」といいます。
製造やその後の手入れが簡単で、
初期の後装式と比較すると安全で耐久性に優れていました。
また、艦砲では後装式よりも
修理や整備の簡単な前装式が好んで使用されています。
二発目以降が装填に時間がかかるのが難点で
改良された後装式に追い抜かれる形で徐々に衰退しましたが
維持費などの金銭面でも優れている前装式は
現在でも使用され続けています。