岩田藤七の作品を買取ります
岩田藤七は日本のガラス工芸家です。
実家は日本橋の呉服問屋を経営していました。
幼名は東次郎といいます。
東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫金・洋画・彫刻を学び、アールヌーボーに啓発されてガラスの道を志すようになりました。
ガラスといえば実用的な工業製品が主だった時代、独力で色ガラスの西峰を学び、工場を開き、工芸品を作り始め、制作に必要な職人を育てるとともに、様々な色のガラス作りや独創的な成形技術を深く研究しまし「日本の色ガラス工芸」という新たな世界を切り開きました。
また、数々の展覧会等に出品しており、賞を受賞しています。
尚、出品作や本人自ら秀作と思われた作品には、箱書きとして作品の絵を墨で描いています。
日本のガラス工芸の開拓者であるとともに、色ガラスによる装飾壁面「コロラート」を生み出し、ガラスの近代建築への応用という新しい分野を築き、世界のガラス工芸にも先進的な役割を果たし、現在のガラス作家に多大な影響を与えています。