田邊竹雲斎(2代)の作品を買取ります
田邊竹雲斎(2代)は大阪出身の日本の竹工芸家です。
初代・田辺竹雲斎の長男として生まれました。
本名は利雄といいます。
幼少時から父について竹芸を学び、5歳の頃、初代・竹雲斎三越個展が開催され、従兄弟の光雲斎と即興製作で亀甲編みを実演し、周囲の人を驚かせました。
15歳の時に初個展を開催し、この時に父に小竹雲斎の号を受け、その後、帝展に初入選し、数々の展覧会に連続で出品します。
2代目を襲名し、それまで中国の影響が強かった日本の竹工芸から、「透かし編み」という独自の技法を生み出し、その技法を確立させました。
晩年は竹雲斎を長男に譲り、一竹斎と号し、太い竹を荒く編んだ「荒編み」を得意とし、数多くの作品を残しました。