【斎藤清】買取作家・取扱い一覧掛軸・書画・版画

斎藤清

斎藤清(1907～1997)

福島県出身の昭和時代～平成時代に活躍した日本の版画家で、浮世絵版画の技法や西洋作家の近代的造形を取り入れた日本的感情を表現した独自の木版画を確立した事で知られています。

質を的確に捉えたスケッチ、温もり・構図・摺り味を楽しめる木版画はもちろん、自由闊達な筆捌きで描き込まれている水墨画、質感があり透徹したコラグラフなど版画以外の作品も数多く残しています。

福島県で生まれた斎藤清でしたが父親の事業の失敗により、北海道へ移り住みました。

尋常小学校を卒業すると小樽にある薬局の奉公に出たのをきっかけに、北海道ガス小樽支店の見習い職工として働き、最終的には小樽、札幌の看板店で働きました。

もともと絵を描くのが得意だったのか自分の看板店を持ち、商売を始めます。

しかし、このままではダメだとこの頃から小学校の図画教師であった成田玉泉にデッサンや油彩画を習うようになります。

上京すると広告宣伝業のかたわら、絵画の勉強を続け、白日会展、東光会展、国画展などに出品を重ねます。

そんなある日、安井曽太郎の木版に魅せられ、版画を研究するようになると独自の木版画の技法を確立しました。

それは自然・事物などから独自の視点で構図を簡略化し、豊かに表現するというもので、斎藤清の代名詞となります。

その後の活躍は日本国内のみならず、海外での活躍も見られ、アジア、アフリカ、アメリカ、オーストラリアなどで個展を開催したり、美術展に出品を重ねたりしました。

一時は神奈川県鎌倉市を活動の拠点としていましたが、生まれ故郷である福島県に拠点を移し、亡くなるまで精力的に版画家として活動を続けました。

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斎藤清年表

1907年　福島県で生まれる

1931年　上京し独学で絵を学ぶ

1932年　白日会展で初入選する

1933年　東光会展で入選する

1935年　国画会展で初入選する

1936年　初めて木版画を制作する

第5回日本版画協会展に出品し初入選する

1937年　第12回国画会展版画部門に初入選、没年まで連続出品する

1944年　朝日新聞社に入社する

1948年　サロン・ド・プランタン展で1等賞を受章する

1951年　サンパウロ・ビエンナーレに「凝視（花）」を出品する

サンパウロ日本人賞を受賞する

1954年　朝日新聞社を退社する

1957年　第2回リュブリアナ国際版画ビエンナーレに出品し受賞する

アジア・アフリカ諸国国際美術展に出品し受賞する

「斎藤清木版画展」をワシントン・コーコラン美術館にて開催する

1970年　連作「会津の冬」最初の20点を発表する

鎌倉市に転居する

1977年　「斎藤清展」開催のためチェコスロヴァキアを訪れる

1981年　勲四等瑞宝章を受章する

1995年　文化功労者となる

1997年　90歳で逝去

1907年　福島県で生まれる

1931年　上京し独学で絵を学ぶ

1932年　白日会展で初入選する

1933年　東光会展で入選する

1935年　国画会展で初入選する

1936年　初めて木版画を制作する

00000年第5回日本版画協会展に出品し初入選する

1937年　第12回国画会展版画部門に初入選、没年まで連続出品する

1944年　朝日新聞社に入社する

1948年　サロン・ド・プランタン展で1等賞を受章する

1951年　サンパウロ・ビエンナーレに「凝視（花）」を出品する

00000年サンパウロ日本人賞を受賞する

1954年　朝日新聞社を退社する

1957年　第2回リュブリアナ国際版画ビエンナーレに出品し受賞する

00000年アジア・アフリカ諸国国際美術展に出品し受賞する

00000年「斎藤清木版画展」をワシントン・コーコラン美術館にて開催する

1970年　連作「会津の冬」最初の20点を発表する

00000年鎌倉市に転居する

1977年　「斎藤清展」開催のためチェコスロヴァキアを訪れる

1981年　勲四等瑞宝章を受章する

1995年　文化功労者となる

1997年　90歳で逝去

斎藤清代表作

『WINTER IN AIZU』

『会津の冬』

『柿の会津』

『NUDE』

『FLOWER AND A GIRL』

『CLAY IMAGE』

New York

Recollection

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斎藤清代表作

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