京都出身の大正~昭和時代に活躍した日本画家です。
本名は嘉雄といいます。
作家の山川方夫は息子です。
池上秀畝に花鳥画を学び、鏑木清方に美人画を学んで、時代を写したモダンな美人画を制作します。
帝展で活躍をし、伊東深水らと青衿社を設立して、そこで活躍をしました。
また、鏑木清方の同門で、寺島紫明・伊東深水とともに「三羽烏」と称され人気を得ました。
大正期に入ると三越百貨店のポスターを手掛け、コレクターの間で人気が高いものとなっています。
47歳という若さで亡くなっているので、肉筆の作品は少ないと言われています。