カール・フランツ・バリーが1851年に創立
バリー・シュー・ファクトリーズ社の基幹ブランド。
本社はスイスのカスラノにある。
ゴム製リボンとサスペンダーの工場を営んでいたが
出張で訪れたパリで繊細な作りの靴の美しさに魅了され、製作を開始する。
最初はドイツから靴職人を招き、手作業で製造していたが
1870年代になると全面機械化し、ヨーロッパ有数の靴メーカーとなる。
早くからヨーロッパ各地や南米に支店と工場を持ち、
1976年には既製服、ハンドバッグ、レザーアクセサリー界にも進出。
1999年には世界的高級ブランドとしての新たなイメージ戦略を開始。
ブライアン・アトウッドがクリエイティブディレクターに就任し
初めて発表したコレクションは高い評価を得た。
その礎の上に立つコンセプトは、
「Everyday Extraordinary」 "日常を特別な気分に!"というもの。
「人は皆、心地よさを求める」と言った
創始者カール・フランツ・バリーの哲学とも言える信念は
バリーの「モノ作り」に今も息づいている。