「仁・義・礼・智・信」の五つの徳を備えた石で
天の叡智を授け、仁徳を与えるという意味と効果があります。
翡翠は水辺に棲息する鳥「カワセミ」の羽根のような
美しい緑色をしていることから名づけられました。
古来は翡翠玉と呼ばれていましたが、
いつの間にか玉が取れて翡翠と呼ばれるようになりました。
古くからヨーロッパや中国などで
病気の治療や魔除けの護符として重宝されてきました。
日本では縄文時代の遺跡から勾玉が発見されており
当時の上流階級が所持していたとされています。
翡翠は「硬石(ジェダイト)」と「軟石(ネフライト)」
の二種類に分類されています。
よく知られている「本翡翠」と呼ばれるものは硬石で、
新潟県や富山県のヒスイ海岸は有名は硬石の産出地です。
ほとんどの翡翠は不透明な物が多いのですが
透明度の高いエメラルドグリーンの物があり、
それを「インペリアルジェード」と言います。
これは希少価値が高い為、価格も特に高価だといわれています。