ピエール・フランソワ・パスカル・ゲランが1828年に創立。
ゲラン社の基幹ブランド。
本社はフランスのパリにある。
ナポレオン三世の皇妃ウジェニーの為に作った香水
「オーデコロンインペリアル」が好評で、以来、王室御用達となった。
その後、息子のエメ・ゲランが二代目の調香師となる。
天然香料と人工香料をブレンドし、現代香水の第一号とも言われる
「ジッキー」を発表し、香水業界にセンセーショナルを巻き起こした。
また、「ルールブルー」や「ミツコ」を発表し
20世紀を代表する調香師と呼ばれた三代目ジャック・ゲランや、
インド原産の原料を使用した革新的な男性用フレグランス
「ベチバー」などで話題を呼んだ四代目ジャン・ポール・ゲランが
歴史に残る香りの数々を発表した。
2008年にはティエリー・ワッサーが五代目の調香師に就任し
ゲラン一族外から初めてのパフューマーとなった。
現代のパフューマーの中心的存在とも言える彼が
ゲランの伝説を受け継いでいる。
希少な成分を贅沢に使った高級化粧品や
それらを使用するエステは
世界の上流階級の女性達から愛用されている。