1925年にマルセル・ロシャスがクチュールメゾンを創立。
P&G傘下のブランド。
本社はフランスのパリにある。
フェミニンなデザインも特徴的で
カラフルな色使い、リボンやクチュールなどの装飾、
シープスキンを利用したコレクションが目立ち、
斬新なアイディアを持つクチュールメゾンとして上流階級で人気を博す。
1943年にはビスチェを発表し、
その後カジュアルなパンツやスーツスタイルへと転換していく。
創生者のマルセル・ロシャスが死去すると
妻のヘレンが会社を引き継ぎ、数多くのデザイナーが
ロシャスを支えていくことになった。
芸能界にもファンが多く、ニコール・キッドマン、
ジェニファー・ロペス、サラ・ジェシカ・パーカーらが愛用している。
P&Gがウエラを買収し、ロシャスも自動的に傘下となり、
P&Gが赤字続きの経営難を理由にファッション部門を閉鎖した。
しかし、2年後にはGibo Co.SpAとライセンス契約を締結し
アパレルの展開を再開することができた。
現在ではプレタポルテ部門の強化を行っている。