ジル・サンダーが1973年に創立。
ジル・サンダー・グループの基幹ブランド。
パリコレに参加したのが始まりとなり創立された。
6年後にはコスメライン、香水ラインもスタートし、
1985年にはミラノへ移住し、ミラノコレクションに参加している。
「フランクフルトのアルマーニ」と称される彼女のスタイルは
その縫製技術の高さとシンプルかつ無駄のない
ミニマムな感性によって支えられ、
現代女性の成功の証として支持された。
1999年のプラダ系列への統合後、親会社となったプラダと
価値観が衝突することがたびたびあり、
2000年には一度自社の経営から撤退した。
2003年にはクリエイティブ・ディレクターの座に一時は復帰したが
その後もプラダとの方向性の不一致から2004年に再度辞任した。
イギリスの投資会社に買収され、プラダ系列の手を離れた2年後に
日本のオンワードホールディングスに買収された。
2012年にクリエイティブ・ディレクターのラフ・シモンズが辞任すると
発表された後、ジル・サンダーが復帰することも発表された。