アール・P・ハリバートン・シニアが1938年、
アメリカのカリフォルニア州バーバンク市に創立。
ゼロハリバートン社の基幹ブランド。
本社はアメリカのバーバンクにある。
エンジニアであった創立者は旅行鞄の中が砂まみれになるなどの
経験を経て、自分で納得のいく旅行鞄の製作を決意する。
飛行機製造技術者の助言からケース本体に
アルミ合金を使うというアイディアが生まれた。
その強さと機能美にすぐれたケースはたちまち話題となり
1938年にハリバートン・ケース社を創立し、全米で話題となる。
1946年からは補強のため、トレードマークでもある
2本のプレスラインが入れられるようになった。
1952年にはゼロコーポレーションの傘下となり、
7年後には社名をゼロハリバートン社と改名し現在に至る。
1969年にはアポロ11号の月面採取標本格納用として採用され
月の石を持ち帰ったという偉業を成し遂げた。
当初はアルミニウムが主流だった製品も、
現在ではポリカーボネートやナイロンといった素材を用いるようになり、
牛革を使用した小物シリーズも登場し、
時代の流れを取り入れながら進化し続けている。