【汪近聖】買取作家・取扱い一覧 書道具

汪近聖

汪近聖
汪近聖(1692~1761)
中国・安徽省績渓県出身の清の乾隆時代に活躍した墨匠です。
汪近聖と同じ時代に活躍した墨匠として汪節庵、胡開文、曹素功がおり、合わせて清代製墨の「四大家」と呼ばれています。
汪近聖は明墨とは異なった味わいを持った作品を製作しており、当時の文人たちから高い評価を得ていた事で知られています。
 
汪近聖の出身地である中国・安徽省は良質の水・松・膠・漆が採取でき、墨を作るためには適した条件が揃っていました。
そのため古くから墨作りが盛んに行われており、ここで作られた墨は高い品質であった事から、他の墨と区別するために「徽墨(きぼく)」と呼び分けがされていました。
その後、徽墨は上海墨廠にその生産が統合されてしまいましたが、1978年に行った改革開放政策によって個人経営の墨廠(ぼくしょう)に分かれていき、胡開文や曹素功といったブランドが誕生しました。
 
こうして汪近聖は曹素功の藝粟斎で製墨を学び、徽州府城内で独立して鑑古斎と称すようになります。
その後、乾隆帝の命を受けた汪近聖は高齢であった事から、次男である汪惟高(兆瑞)を北京に上らせ、3年間の御墨製作にあたらせました。
これは乾隆帝の文墨趣味の一環として製作された精巧な墨で「乾隆御墨」と呼ばれています。


~古墨の買取はこちらへ~

汪近聖年表


1692年 生まれる
1741年 乾隆帝の命を受けて次男・汪惟高に御墨製作にあたらせる
1761年 逝去

1692年 生まれる

1741年 乾隆帝の命を受けて次男・汪惟高に御墨製作にあたらせる

1761年 逝去


汪近聖代表作

『圭璧光』

神人瑞獣紋花瓶古墨
神人瑞獣紋花瓶古墨
汪近聖高価買取ならいわの美術にお任せください!
骨董品・美術品のお役立ち情報
査定だけでもOK!お気軽にご相談ください
0120-226-590
LINE査定
お問い合わせ・無料査定
お客様のご希望に合わせた2つの買取方法
宅配買取出張買取
買取品目
作家別買取
いわの美術株式会社
横須賀本店
〒238-0008
神奈川県横須賀市大滝町2丁目21
0120-226-590 ※持ち込み要予約
営業時間 9:00~19:00(年中無休)
HOMEへ戻る
ページトップへ
PCサイトへ
Copyright © 2012 Iwano Art. All Rights Reserved.