紅花の汁を入れて作られたことから名づけられた墨で、通称「お花墨」とも呼ばれています。
奈良県にある製墨の老舗・古梅園が開発した油煙墨です。
墨にはランク付けがされており、「星」と「丸」の二種類の印があります。
星は一つ星から五つ星があり、丸は一つ丸から五つ丸までの10段階と天、地、人の3種類があり、星よりも丸の方がランクが上でその数が多いほど上質となります。
しかし、本来は製墨組合で企画や基準が決められていましたが、最近では各メーカーの基準で作られています。
初めて作られてから今もなお人気が衰えず、品質の安定した商品として高い評価を得ており、中国でも多くの人に認められ、北京の故宮博物院にも清の時代の紅花墨が収蔵されています。
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