墨型を家業としてきた中村屋の7代目で日本で唯一の墨型彫刻師です。
墨型とは固形墨を作る時に使用する木製の型で、文字や図柄を施すため、この木製の型に墨型彫刻師が手作業で模様を彫ります。
現在の日本では墨型を作れる職人は雅峯しかいないので、その現実に危機を感じた墨屋は自社でも墨型を作れるように各社から経済的に援助を行いながら社員を弟子として中村家に通わせ、後継の職人を育てています。
また、雅峯は海外からも注目されており、イギリスの文字デザイナーのマシュー・カーターと共同で作品を製作したり、ドイツのアウディ社から依頼を受け作品を制作しており、その仕事内容などが海外の雑誌に取り上げられています。