ウイスタ WISTAを買取ります
創業年=1943年
創業国=日本
ウイスタ株式会社は、東京都板橋区に所在するカメラなどを製造する会社である。現在製造しているのは、4×5テクニカルカメラ、木製フィールドカメラ機種、モノレールタイプテクニカルビュー、証明写真用多眼カメラ、ロールフィルムホルダー、大型カメラスタンド、等を中心に木製三脚、望遠接写・広角撮影用品群、ルーペ等のアクセサリーである。
ウイスタの前身は、1943年に創業した武蔵野製作所である。当初は東京光機の「ピーコック」用レンズを製作していたが、1955年に武蔵野光機に継続された。72年に社名を「ウイスタ」に変更している。武蔵野光機は国産唯一となる6×9判一眼レフカメラ「リトレック」を発売している。専用のロールフィルムホルダを取り付けることで、6x9, 6x7, 6x6, 6x4.5の4種類のフォーマットに対応する。レンズは「Luminant 1:3.5 F=10.5cm」で純正の標準レンズである。これはシリーズ化され、1968年発売の「リトレック6」までそろえている。
1972年に社名を「ウイスタ」に変更すると同時に、4×5in判シートフィルム使用のテクニカルコンパクトカメラ「ウィスタ45」シリーズを発売した。これは金属製テクニカルカメラで蛇腹交換が可能である。「ウイスタ45SP」(軽合金ダイキャスト製フィールドテクニカルカメラ)、「ウイスタ45RF」(二重像合致式連動距離計付で一軸ダイヤル方式のカム自動交換により135mm、150mm、180mmに連動する)が知られている。