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プラズマート Plasmat

プラズマート Plasmat
プラズマート Plasmat

創業年=1931

創業者=パウル・ルドルフ

創業国=ドイツ

 

プラズマートとは、パウル・ルドルフ(Paul Rudolph)が1931年にドイツで創設したカメラメーカー名およびレンズのブランド名である。パウルはレンズ設計者でもあり、「プラナー」、「テッサー」といった現在でも使われている代表的なレンズ構成型のいくつかを考案した。

 

パウルは1886年にカール・ツアァイス社に入り、「プラナーF3.6」を発明したり、「プロター」を改良した「ウナー」を発明などした。1911年に同社を退社し、フーゴ・マイヤー社で「プラズマート」ブランドのレンズを設計。1931年にプラズマート社を立ち上げ、「ローランド」(Roland)カメラを製作した。1935年に死去したが、その後もしばらくはローランドカメラの製造は続けられた。

 

1931年に製作された「ローランド」は、6×4.5判カメラで、当時としては珍しい連動距離計を内蔵し、ファインダーを除くと距離計像も一緒に見えるという、世界初の一眼式距離計を採用していた。当時はツアイスのスーパーイコンタやコンタックス、ライカにも距離計が付いていなかった。また、最初の「Ⅰ型」には光学式露出計が内蔵され、「Ⅱ型」には巻き止め式のフィルムカウンターまで内蔵されていて、当時の最先端をいくカメラだった。

 

「セミ判」(6×4.5)カメラは、6×9判の「ハーフ判」なので、普通にカメラを横に構えると、構図は縦位置になるが、「ローランド」は、最初からカメラを縦に構えるようにデザインされている。また、レンズが蛇腹ではなく沈筒式になっていることや、レンズが、当時としては明るいF2.7の「クラインビルト・プラズマート」というレンズが付いていることなども注目されるカメラだった。

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