創業年＝1880年
創業者＝ジョージ・イーストマン
創業国＝米国
コダック（Eastman Kodak）は、米国の世界最大の写真用品（写真フィルム、印画紙、処理剤）メーカーである。世界で初めてロールフィルムおよびカラーフィルムを発売した。また、世界で初めてデジタルカメラを開発したメーカーでもある。写真関連製品の分野で高いシェアを占めることで知られるほか、映画用フィルム、デジタル画像機器などの事業も行っている
「コダック」という社名は、力強くシャープな感じがすると同時に、創業者のお気に入りでもあった「K」をはさんだ単語をいく通りも考えた結果として生まれたものであって、単語そのものに特別な意味はない。
1880年に、ジョージ・イーストマンによって米国で写真乾板製造会社として創業。1888年に「コダック」の使用を開始した。1892年には「イーストマン・コダック社」を設立。1921年にシネコダックとして、小型映画の規格「16mmフィルム」を発表。1963年に「インスタマチック」規格を発表した。2008年には、北京オリンピックを最後に、長年務めたオリンピックのスポンサーから撤退した。
フィルムでは「コダカラー」ブランドで、コダクローム、エクタクローム - コダックのカラーリバーサルフィルムや小型映画向け規格フィルム（16mmフィルム、 ダブル8、スーパー8mmフィルム）、さらにネガフィルムなど世界的規模で製造・販売している。
カメラでは、1888年発売の世界初のロールフィルムカメラ「№.1」がある。1936年には828フィルム使用、28×40mm判（いわゆるバンタム判）のカメラを発売。そのほか6×9判カメラ「メダリスト」（1941年）、105、120フィイルムなど使用のポケットコダックも知られている。
デジタル一眼レフカメラとしてニコンＦマウントやキヤノンEFマウント用の「DCS」シリーズカメラ、さらに中判カメラ用デジタルバックも製造・販売している。
