創業年=1896年
創業者=アレクサンデル・ハインリッヒ・リーチェル
創業国=ドイツ
リーチェルは、1896年にドイツのミュンヘンで創業したカメラとレンズのメーカーである。
1896年に、アレクサンデル・ハインリッヒ・リーチェル(Alexander Heinrich Rietzschel )がレンズメーカーとして創業。レンズのブランドはリネアー(Linear )、プロリネアー(Prolinear )がある。1900年にカメラ製造を始める。1927年 にリーチェルのブランドは使用されなくなった。
リーチェル最初のカメラ製品は、1900年発売の10×12.5cm判、または9×12cm判乾板「クラック1900」(Clack1900)だった。 それ以降、10×15cm判、または13×18cm判乾板「クラック」(Clack )、9×18cm判ステレオカメラ「ステレオクラック」(Stereo
Clack )、 8.5×17cm判ステレオカメラ「ステレオプレートクラック」(Stereo Plate Clack )がある。
45×107mm判ステレオカメラ「コスモクラック」(Kosmo Clack )は、「レンズとシャッターを外して専用レンズをつけ、ピントグラスを外して写真枠を入れるとステレオ写真のビューワーとして使える」「内部隔壁を倒して片方のレンズを中央に移動すればパノラマカメラとして使える」「蛇腹伸長により30cmまで接写できる」など特徴が多いカメラだった。