創業年=1932年
創業国=日本
株式会社トプコン (TOPCON) は、日本の光学機器メーカー。かつてはカメラメーカーとしても有名な存在だったが、1981年に一般向けカメラ市場から撤退した。現在は眼科関連の医療機器や測量機器等に強みを持つ。旧社名は東京光学機械株式会社で、1989年に 社名を株式会社トプコンに変更した。
戦前は、主に陸軍向けの火砲・銃の照準眼鏡(狙撃眼鏡)や、戦闘機・爆撃機用の射撃照準器・爆撃照準器を供給していた。当時、設立に海軍が関わっていた日本光学工業(現・ニコン)とともに軍需光学機器製造の双璧として「陸のトーコー、海のニッコ-」とも称されていた。
トプコンのカメラでは、当時としては直線を基本とした斬新なデザインの一眼レフカメラとして発売された「RE-SUPER」(1963年)と「SUPER-DM」(1974年)および「トプコール」ブランドのレンズ群が有名である。いずれの機種もTTL開放測光を最初に実現したカメラである。そして交換できるペンタプリズムやモーターワインダーがあり、機能的にはニコンFとも比肩すると評された。