中国の独創的な伝統工芸です。
絵画や浮彫のレリーフなどの背景の木や風景を質の良い羽毛を使って画面に張り付けて描かれているのが特徴です。
主ににわとり、アヒル、ガチョウ、ハト、クジャクなどの羽が使われています。
羽毛画は長い歴史を持っており、古いものでは紀元前2世紀の墳墓・西漢馬王堆漢墓(せいかんまうたいかんぼ)の中で羽毛装飾品が発見されました。
しかし、現代の羽毛画は1960年に瀋陽市羽毛工芸工場により創作されたものをいいます。
観賞用として人気があり、コレクションとして集めている人も多いそうです。