黄胄の作品を買取ります
黄胄は中国・河北省に生まれた画家です。
幼少時代から民間の演芸にふれ、
祖父の農業の手伝いをしながら村内の演劇会に参加していました。
また、父の趣味が芸術だった事から画にも興味があり、
独学で知識や技術を身に着けていきました。
小学校を卒業し、初級中学へ通うも、
父の死去により中途退学を余儀なくされてしまいました。
その後は西安へ渡り、
画家・趙望雲に出会い、師事し、画を学びます。
翌年には趙望雲と共に新疆ウイグル自治区へ赴き
写生技術を高めていきました。
主に、ロバやラクダなどの動物や民族の風情を描きました。
1957年には「洪荒风雪」が交歓祭で金賞を受賞を受賞し
美術界に確固たる地位を築き上げました。
80年代は、香港・シンガポール・イギリス・日本・ドイツなどで
個展を開催し、高い評価を受けています。
日本では「百驴图」を天皇陛下へ献上した事で知られています。