木彫り人形を買取ります
木彫り人形は木製の小型の人形の顔に隈取を施し、衣裳と演劇用の器具を取り付けた中国の人形劇に使う人形です。
別名「芝居人形」といわれ、古代中国では「土偶」「傀儡(くぐつ)」と呼ばれていました。
唐の時代に急速に発展し、宋元時代になると最盛期を迎え、現在では福建省の泉州、漳州、広東省で主に作られています。
歴史的な物語や芝居をモチーフにしたものが一番多く作られており、芝居や人形を操る方法によって掌中人形(手掌で操る人形)、操り人形、針金人形3つの種類に分けられています。
また、人体のすべての部分が動くようになっているため、まるで生きている人間のように感じる事もできます。
中国の無形文化遺産に登録され、今も技術と伝統が受け継がれています。