中国・江蘇省宜興市に生まれた紫砂陶芸家です。
15歳の時に書画と紫砂壺に惹かれ、
有名な紫砂陶芸家の技術を独学で学びました。
技術を高めた後は、徳盛陶店へ入り
本格的に作品作りを開始します。
その後、戦争に巻き込まれ一時は活動休止しますが
終戦後に復帰し陶磁器工場に務めます。
1955年からは紫砂技術工場の前身・生産協同組合へ入り
紫砂の研究と技術の工場に尽力しました。
また、紫砂に限らず書画も生涯愛したといわれ
紫砂急須に書画を合わせた作品も多く制作しました。
また、譚泉海・鮑志強・毛国強・沈漢生・束旦生などの
後世で有名な紫砂陶芸家を育て上げた巨匠の一人です。
【紫砂壺(しさつぼ)とは】
紫泥という原料から作られる茶壺の事。