中国・江蘇省宜興に生まれた陶芸家です。
紫砂陶芸家の顧景洲に師事し、紫砂壺の技術を学びました。
ちなみに、徐漢棠は顧景洲の弟子第一号だったそうです。
1975年~1976年は中央技術の研修生となり、紫砂壺の研究、また技術の向上に尽力しました。
徐漢棠には芸術的才能があるといわれ、制作されたほとんどの作品が高価で取引されているそうです。
また、芸術だけでなく学問にも富んでおり1983年から雑誌で、経理や学術の論文を50数編発表しています。
伝統技術を駆使しながらも、時代にあった作品を制作し現在でも人気の高い紫砂陶芸家のひとりです。