長沙窯(チョウサヨウ)を買取ります
長沙窯(チョウサヨウ)とは中国湖南省長沙市銅官鎮にあった陶窯です。
中唐の時代に始まり、晩唐で最盛期を迎え、五代の時代でその役目を終えたと考古資料に記されています。
青磁で日常生活用品を作っており、水注、壷、碗、枕などが残されています。
はじめの頃は青、白、緑、褐色釉を使った単色釉陶を作っていましたが、次第に青味を帯びた黄色釉の釉下に、酸化銅の緑や酸化鉄の褐色の顔料で花鳥文や人物、文字などを絵付けするようになりました。
また、型抜きの貼り付け装飾を施した作品も特徴の一つです。
唐の時代で最も古い貿易用の磁器を作っており、後世の作品に大きな影響を与えました。