創業年＝1874年
創業者＝クレール
創業地＝フランス（パリ）
時計ブランド「クレール」は、創業から10数年の新興勢力であるが、そのルーツは、クレールが、1874年にパリのオペラ座の前に設立した時計宝石商「CLRC」まで遡ることができる。本業のかたわら、顧客のオーダーによっては時計も製造しており、名門時計メーカーとの付き合いでノウハウも持っており、満を持しての時計メーカーへの進出だった。４代目のオーナーである、ジェラルド・クレールは定評のあった時計ブランドに特化することを決め、会社を工場のあるスイスのジュネーブに移し、高級機械式時計メーカーとして一躍注目ブランドの仲間入りを果たした。
「どの時計ブランドも、流行を捕らえようと躍起になっていますが、しかし私が目指すのはモダンデザインの先駆けです。これはクレールがジュエラーとして培ってきたアイデンティティなのでしょう」とジェラルド・クレール氏は理念をこう述べている。
クレールブランド「HYDROSCAPH」シリーズでは、ムーブメントが自動巻きC606、28石セッティング、28,800回振動で、コート・ド・ジュネーブ仕上げ、ブルースクリューの「HY-GMT-111」、「HY-GMTD-152」、「HY-GMTD-352b」などが知られているが、それぞれのケースは、グレード5チタン製、ダイヤモンドベゼル・チタン製、ダイヤモンドベゼル・18KPG、DLCブラックチタン製などが用意されている。
