創業年＝1971年
創業者＝磯貝 建文
創業地＝日本（東京）
「シェルマン」は1971年、東京で開店し、スイスの時計メーカーの日本総代理店となるなど、アンティークウオッチの輸入販売を手掛けていたが、オリジナルウオッチを発表したのは、1995年に創立25周年記念モデルとして「ミニッツリピーター」を300本限定発売してから。翌年には「グランドコンプリケーション」を発売し、ウオッチ・オブ・ザ・イヤー（ワールドフォトプレス社主催）を受賞。さらに1997年にはスイスのラ・ショードフォンにある国際時計博物館の永久展示品に認定されるなど、瞬く間に世界的な時計メーカーとしての名声を獲得した。
さらに、2002年に発表した「ワールドタイム ミニッツリピーター"クロワゾネ"ダイヤル」も、続いて永久展示品に認定されている。これらに共通していることは、高品質という以外にクオーツムーブメントを使用していること。当社が扱っている、機械式ムーブメントのアンティークウオッチの魅力を知り尽くしているシェルマンがあえてオリジナルウオッチにクオーツを選んだ理由、は気軽に複雑機能を楽しんでほしいという思いから。
シェルマンのオリジナルは、ケースやダイヤル、時分針、ブレスレットに至るまで最高品質のオリジナルにこだわることで、装着時の高級感を高めている。例えば「グランドコンプリケーション」シリーズは、ダイヤルは最新のテクノロジーを使って、アンティークウオッチの質感を思わせるギ・ロッシェ装飾を再現。時分針もリーフ型とドルフィン型を使い分け、ムーンフェイズには金箔ないし銀箔を貼り込む手法を採用。クラシックモデルの場合、２段式（ステップド）ベゼルにするなど、長年にわたって最高級のアンティークウオッチを取り扱ってきたシェルマンだからこそ実現した、本格仕様のオリジナルウオッチとなっている。
