日本の型絵染作家で、国画会正会員。
幼少より父・小島悳次郎や芹沢銈介などの染物に触れ
自然と身についた感性を基本に
造詣の深いインド文化を題材とした染色を追及している。
型染め、版染、絞染め、手描きなど染めの技法を応用し、
手間暇を惜しまない作品作りは見るものを引き込む力があり
独創的なデザインは他にない個性を感じる。
染め上がりの後で砧打ちをして生地と顔料を馴染ませるなど
他の作家がやらない事を自分で拘って制作する。
染用の全部本物の石顔料でインド方面まで買い付けに行くほど
素材にこだわりって作品を作り上げていく。