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城間栄喜

城間栄喜( 1908～1992 )

昭和時代の染色家。
1908年、沖縄県に生まれる。

琉球王朝時代、紅型を作る家の事を紅型三宗家と呼んでいた。
その名家の一つ、城間家に生まれ幼い頃から紅型に触れていた。

その後、機械の普及で安い品物が流通するようになり
城間家の生活は厳しくなった。
父の借金の肩代わりで7年間奉公するも、
紅型の事が忘れられず故郷に戻ってからは紅型の研究に没頭した。

戦争に巻き込まれ、先代が使ってきた道具や材料をすべて失うが
研究と努力で再生させる。

作品の多くは沖縄の美しい海が主になってる。