象牙を買取ります
絶滅危惧種に指定された象の牙。
日本では古来から高級品の素材として象牙を使い重宝してきました。
骨董的価値のある根付や印籠、簪や櫛に象牙が使われている事が多いのは
その影響です。また、もともとは歯が伸びた物なので酸に触れると
変色する為に高貴な方のお箸の素材としても使われました。
素材としても人気のあった象牙ですが、
牙の状態の物を飾る事もステータスとして流行りました。
昭和15年にインドゾウ、昭和55年アフリカゾウの国際取引は規制されています。
それ以後に売買された象牙、定義として牙の形を保持した物は国際稀少動物種登録票があれば売買しても良い決まりになっています。
規制開始前に取得された物に関しまして、領収書や伝票が残っていれば
今から申請して登録票を取得する事も可能です。
また、国際希少野生動植物種登録証の取得は今までは業者が委託申請する事ができましたので、いわの美術でも買取前提であれば取得の手続きを代行しておりましたが、2016年2月より、業者の委託申請ができなくなってしまいましたので、以前、剥製を買取ってもらった方で今後剥製を弊社に売却する事がある場合は、ご自身で登録証を取得してからのお取引となります。
ですが、登録に関してのご相談などは受け付けておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。