和楽器師。
雅楽器を修理・製造を京都で営む「佐竹招慶堂」は、和楽器の皇室御用達店として知られていますが、商い自体は江戸末期より楽器販売商として始まり、代々の当主の才能により急速に事業を拡大してきたとされます。
特に三代目である佐竹藤三郎が天才と呼ばれるほどの音感を持っていたといわれており、楽器の修理は佐竹藤三郎をおいては他にありえないといわれた程であったと伝えられています。
また、京都府立総合資料館には、佐竹藤三郎が収集した古典楽器が佐竹コレクションとして100点ほど所蔵されているということです。