【オレフォス Orrefors】買取作家・取扱い一覧 洋食器・インテリア

オレフォス Orrefors

オレフォス Orrefors
オレフォス Orrefors(1726~)

オレフォス Orreforsを買取ります

 
スウェーデンを代表するスモーランド地方オレフォス村にあるガラス工場です。
ブランド名のOrreforsの「Orre」はスウェーデン語で森林地帯に棲息する「黒い雷鳥」を意味し、「Fors」は「川の流れ」を意味しています。
オレフォスはガラスの壁の内部に空気を閉じ込めるエアリアルと呼ばれる技法によって製作されるガラス製品が特長で、この他にも色のついた浮彫り装飾も高い評価を受けており、ノーベル賞の晩餐会ではオレフォスのグラスが使用されています。
ちなみにこのエアリアルという名称はシェークスピアの演劇「テンペスト」に由来しています。
また、オレフォスの人気シリーズ「インターメッツォシリーズ」はワイングラスの持ち手に青い輝きを閉じ込めたようなシンプルかつモダンで、美しいデザインに仕上がっており、スウェーデンのデザイン賞を受賞したオレフォス自慢の製品とされています。
 
オレフォスは鉄工所として創立していますが、やがてガラスの生産を行うようになり、窓ガラスやジャムの瓶など実用的なものばかりで、ガラス工芸とは無縁でした。
1913年に会社の所有者が変わり、これまで製造していた実用的なガラス製品から芸術性の高いガラス製品の制作へと転向していきます。
そこでサイモン・ゲイトとエドヴァルド・ハルドという2人の画家が雇われましたが、彼らはガラスを扱った経験はありませんでした。
しかし、独自の芸術スタイルでユニークな作品を生み出し、後にヴィッケ・リンドストランドやエドヴィン・エーストロムといった他の芸術家も加わり、オレフォスのガラス製品は劇的に進化を遂げました。
 
パリ万国博覧会などで国際的評価を高めたオレフォスは世界に通用するガラス製品ブランドとしてその名を知られ、現在でも一流の芸術家や専属のデザイナーによって斬新なガラス製品が生み出されており、それらは熟練した職人たちの手によって世の中へ送り出されています。

オレフォス Orrefors年表


1726年 鉄工所として創立する
1898年 ガラス生産を開始
1913年 会社の所有者が変わる
1917年 サイモン・ゲイトとエドヴァルド・ハルドがデザイナーに就任する
1925年 パリ万国博覧会で国際的な評価を得る
1936年 エアリアルという技法が考案される

1726年 鉄工所として創立する

1898年 ガラス生産を開始

1913年 会社の所有者が変わる

1917年 サイモン・ゲイトとエドヴァルド・ハルドがデザイナーに就任する

1925年 パリ万国博覧会で国際的な評価を得る

1936年 エアリアルという技法が考案される


オレフォス Orrefors代表作

『ノーベルシリーズ』

『インターメッツォシリーズ』

『ディジーダイヤレフォスシリーズ』

カットボウル
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